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ブログ:学習・受験などのお役立ち情報

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2025/1/20 (月)

小説・物語文の読解について

◆2025年度 共通テスト 「国語の第2問」の印象を含めて
いつも小説や物語文の読解問題を眺めていて思うことがある。作品には作者の描く意図があり、それとは別に作問者の意図があるということだ。小説などの作者は文字通りその作品の作り手だから、緻密に構築された世界観ともいうべきテーマを設定している。作問者はそれを丹念に読み取ったうえで受験者を強烈に意識して作問していることは疑う余地もない。正解と不正解の合理的で明確な線引きを意図しつつ。つまり、作問者諸氏は作品から感得しうる範囲の中から、明確な意図をもって極めて合理的に作問する。

ところで、試験とは関係なく小説や物語を読むときには、作問者の視座とか第三者の介入を一切想定していない。自由に自然な感情の流れのままに作品に没入し読み進めればよい。それが、無限ともいえる読書の味わいであり楽しみでもある。
もうお気づきだろうか。そう、読解問題を解くということは、作品にたいする作問者の視座を読み取って解答することなのである。

そこで、こんなことを2つ夢想してみた。一つは、今回の問題を詩人でもある作者に解いてもらう。もう一つは、作者に作問してもらって、今回の作問者に出題する。そうすれば、作者と作問者の視座の一致具合が明確になるのではないだろうか。

この第2問を完答した学院の生徒がいた。おそらく彼女は作品の作者と作問者双方との感性がマッチしていたのだろう。なんでもできることが当たり前だと思っているとかえって理解と共感が難しい内容だったのでは、と思う。


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2025/1/12 (日)

高校受験の英語長文問題の学習法と攻略法について

今日は、高校受験の英語長文問題の学習法と攻略法について、いくつかのポイントに分けて説明します。

基本の学習法
1. 語彙力の強化
英語長文を理解するためには、まず語彙力が必要です。日々の単語学習を怠らず、重要な単語や熟語を覚えましょう。具体的には、次のような方法があります:

単語カード:自作の単語カードを作り、隙間時間に見直す。

アプリ利用:スマートフォンアプリで単語を学習する。

定期的な復習:覚えた単語を定期的に復習し、忘れないようにする。

2. 文法の理解
文法が分かると、文の構造や意味が理解しやすくなります。基礎的な文法事項をしっかりと押さえ、応用できるようにしましょう。特に以下のポイントに注意します:

品詞の確認:各品詞の役割と使い方を把握する。

文の構造:主語、述語、目的語など、文の基本構造を理解する。

時制の一致:文章全体の時制を揃える。

3. リーディングスキルの向上
リーディングスキルを上げるためには、日々の練習が欠かせません。教科書や簡単な英語の本を読む習慣をつけ、読解力を養いましょう。具体的な方法としては:

多読:様々なジャンルの英語文章を読むことで、多様な表現に触れる。

精読:一つの文章をじっくり読み、意味を深く理解する。

多読と精読は読解力向上の両輪です。バランスよく進めましょう。

長文問題の攻略法
1. タイトルと段落見出しを確認
タイトルや段落見出しを先に読むことで、文章の大まかな内容を把握します。これにより、読解の際のスムーズさが向上します。

2. 重要部分に注目
内容の要点や筆者の主張を把握するために、重要な部分に注目して読みます。具体的には以下の方法が有効です:

主語と動詞を意識する:文章の主語と動詞に注目することで、主要な情報を逃しにくくなります。

指示語に注意する:指示語(this, that, these, thoseなど)が何を指しているかを確認する。

3.具体例と対策
様々な問題を通して文章の構造や流れを理解します。例えば:

過去問分析:過去の問題を解き、出題傾向を把握します。

模試の活用:模擬試験を積極的に受け、自分の実力を測定し、課題を見つける。

時間管理
試験中の時間配分も重要です。問題を解く順序や時間配分を考慮しながら練習し、効率よく解答できるように準備します。例えば:

長文を最後に読む:短文問題や選択問題を先に解き、残り時間を長文に充てる。

ペース配分:各セクションにかける時間を決め、リズムよく解く練習を行う。

総合的なアドバイス
最後に、総合的なアドバイスをいくつか:

継続は力なり:毎日の学習を怠らず、コツコツと努力することが大切です。

ストレス管理:試験前のストレスを軽減するために、リラックスする方法を見つけましょう(例:深呼吸、軽い運動など)。

フィードバックの活用:学校や塾の先生からのフィードバックを積極的に取り入れ、自分の弱点を克服しましょう。

以上が高校受験の英語長文問題の学習法と攻略法です。
ビクトリー学院は、日々学びの環境を提供しています。


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2025/1/11 (土)

「数学の思考力向上」押さえるべきポイントは

数学の思考力を向上させるための方法は多岐にわたりますが、以下にいくつかの効果的なアプローチを挙げます。

まず、基礎的な概念の理解が不可欠です。数学の問題はしばしば複雑な概念を基にしています。そのため、基本的な定理や公式、概念をしっかりと理解することが重要です。これには、教科書や参考書を用いての繰り返しの復習、動画やオンラインリソースを活用することが含まれます。

次に、問題解決のプロセスを練習することが大切です。解答を見て理解するだけではなく、実際に手を動かして問題を解くことで、思考の過程を自分のものにすることができます。特に、様々なタイプの問題に取り組むことで、柔軟な思考力が養われます。

また、対話による学習も有効です。他の人と一緒に問題を解くことで、自分の考え方を説明する機会が増え、異なる視点や解法に触れることができます。ディスカッションを通じて、新しいアプローチや理解を深めることができます。

さらに、数学的な直感を養うことも重要です。これは、日常生活の中で数学的な考え方を取り入れることで可能になります。例えば、買い物の際に割引価格を計算したり、旅行の際に距離や時間を計算するなど、日常的なシーンで数学を意識することで、自然と数学的な思考力が向上します。

フィードバックを活用することも効果的です。間違えた問題については、なぜ間違えたのかを徹底的に分析し、理解を深めることが大切です。指導者などからのフィードバックを積極的に取り入れることで、自分の弱点を補強することができます。

忍耐と継続もまた、数学の思考力を高める上で欠かせません。数学は一夜漬けでは身につかない学問です。日々の積み重ねが重要であり、継続して取り組むことが成長への道となります。

最後に、楽しむことを忘れずに。数学は時に挑戦的である一方で、その美しさや論理性に魅了されることもあります。楽しみながら取り組むことで、自然と興味が湧き、より深く学ぶ動機づけとなります。

これらのアプローチを組み合わせることで、数学の思考力を着実に高めることができます。数学の旅は長いですが、一歩一歩進んでいくことで、大きな成果を得られるでしょう。

千里の道も一歩から


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2025/1/10 (金)

「レジリエンス」(回復力)について

レジリエンス(resilience)とは、困難な状況や逆境に直面した際に、それを乗り越え、適応し、さらには成長する能力を指します。この概念は、個人の心理的、社会的、感情的な側面に大きく関連しています。例えば、大きなストレスなどを経験した後でも、元の状態に戻る、あるいはそれを超えて強くなる力がレジリエンスです。

レジリエンスは、単に問題を避けるだけでなく、問題に直面し、それを解決しながら学び、成長するプロセスを含みます。逆境に耐えるための一つの重要な要素は、柔軟性です。状況が変わったときに適応する能力や、新しい方法で問題を解決するための創造力を持つことが求められます。

また、レジリエンスは社会的なサポートと密接に関係しています。家族、友人、コミュニティなどからの支援があることで、個人は困難を乗り越える力を増強します。さらに、自分自身の強みや資源を認識し、それを活用することもレジリエンスを高める要因です。

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レジリエンスの重要性は多岐にわたります。まず、精神的健康の維持に寄与します。レジリエントな人は、ストレスなどに対する反応がより健康的であることが研究で示されています。これは、抑うつや不安などのメンタルヘルスの問題を予防する効果があります。

次に、レジリエンスは人生全般においての成功や満足感に影響を与えます。仕事や学業、個人関係において、困難や失敗を前向きに捉え、学びの機会とすることができる人は、より高いパフォーマンスを発揮することができます。逆境に直面した際に簡単に諦めない姿勢は、長期的な目標達成に向けた持続力をサポートします。

さらに、レジリエンスは変化の激しい現代社会においてますます重要になっています。技術の進化やグローバル化による環境の変動、そして予測不可能な出来事に対処するためには、高い適応能力と強靭な精神が必要です。レジリエンスを育むことで、予期せぬ変化に対する柔軟な対応が可能となり、社会全体のレジリエンスも向上します。

最後に、レジリエンスは個人の幸福感にも深く関連しています。困難を乗り越える経験は自己効力感を高め、自尊心を強化します。これは、人生の質を高める要素となり、長期的な幸福感を支える基盤となります。

このように、レジリエンスは個人の精神的健康、人生の成功、社会全体の適応力、そして個人の幸福感において極めて重要な要素です。日常生活において意識的にレジリエンスを育むことは、より健全で満足度の高い人生を送るための鍵となります。

目標を持って学びのプロセスを通過する中で、レジリエンスを身につけていきましょう。
ビクトリー学院がその環境となれば幸いです。


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2025/1/8 (水)

大学受験にもカギとなる「英語」を小学生からしっかり学ぶメリットについて

大学受験を視野に入れた場合、小学生から英語を学ぶことには多くのメリットがあります。以下にいくつかの点をまとめてみました。
When considering university entrance exams, there are many benefits to learning English from elementary school. I have summarized some points below.

1.言語習得のゴールデンタイム
子供の脳は非常に柔軟で、言語習得に最適な「ゴールデンタイム」と呼ばれる時期があります。この時期に英語を学ぶことで、発音やイントネーション、文法の基礎が自然に身につきます。早い段階での英語教育は、大学受験時に求められる高度な英語力の基礎を築くことができます。
1. Golden time for language acquisition
Children's brains are extremely flexible, and there is a period known as a "golden time" when they are best suited for language acquisition. By learning English during this period, they will naturally acquire the basics of pronunciation, intonation, and grammar. English education at an early stage can lay the foundation for the advanced English proficiency required for university entrance exams.

2.自信とモチベーションの向上
小学生の頃から英語を学ぶことで、英語に対する自信がつきます。自信を持って英語を話せることで、英語を使う機会を積極的に求めるようになり、モチベーションの向上にもつながります。英語の成績が向上することで、学業全般に対する積極的な姿勢も醸成されます。
2. Increased confidence and motivation
By learning English from an early age, children will gain confidence in English. Being able to speak English with confidence will encourage them to actively seek opportunities to use English, which will lead to increased motivation. Improving their English grades will also foster a positive attitude toward their studies in general.

3.多文化理解とコミュニケーション能力
英語は国際共通語として、多くの国々で使用されています。小学生の頃から英語を学ぶことで、異なる文化や価値観に触れる機会が増え、多文化理解が深まります。また、異文化とのコミュニケーション能力が向上するため、将来的にグローバルな視点で物事を考え行動する力が身につきます。
3. Multicultural understanding and communication skills
English is used in many countries as an international lingua franca. By learning English from an early age, children have more opportunities to come into contact with different cultures and values, and deepen their multicultural understanding. Additionally, by improving their ability to communicate with other cultures, they will acquire the ability to think and act from a global perspective in the future.

4.大学受験対策
日本の大学受験では、英語が重要な科目の一つです。小学生の頃から英語を学ぶことで、中学・高校での英語学習がスムーズに進み、受験勉強においても優位に立つことができます。特に難関大学を目指す場合、高度な英語力が求められるため、早期からの英語学習は大きなアドバンテージとなります。
4.University entrance exam preparation
English is one of the important subjects for Japanese university entrance exams. By learning English from an early age in elementary school, their English studies will go smoothly in middle school and high school, and they will have an advantage when studying for entrance exams. Especially if they aim to get into a prestigious university, a high level of English proficiency is required, so learning English from an early stage is a big advantage.

5.脳の発達と認知機能の向上
研究によれば、複数の言語を学ぶことは脳の発達に良い影響を与えるとされています。英語を学ぶことで、記憶力や集中力、問題解決能力などの認知機能が向上します。これらの能力は、大学受験だけでなく、将来の学習や仕事においても重要なスキルとなります。
5.Improve brain development and cognitive function
Research shows that learning multiple languages has a positive impact on brain development. Learning English improves cognitive functions such as memory, concentration, and problem-solving ability. These abilities are important skills not only for university entrance exams, but also for future studies and jobs.

結論
小学生から英語を学ぶことは、大学受験だけでなく、子供の将来における多くのメリットを提供します。早期からの英語教育は、言語習得のゴールデンタイムを活かし、自信とモチベーションの向上、多文化理解とコミュニケーション能力の向上、受験対策、そして脳の発達と認知機能の向上に貢献します。長い目で見れば、子供たちがより豊かでグローバルな未来を築くための重要なステップとなるでしょう。
Conclusion
Learning English from elementary school provides many benefits for your child's future, not just for university entrance exams. English education from an early age takes advantage of the golden time of language acquisition and contributes to increasing confidence and motivation, improving multicultural understanding and communication skills, preparing for entrance exams, and improving brain development and cognitive function. In the long run, it will be an important step toward building a richer and more global future for children.

楽しみながら無理なく個々の発達段階に応じた学びの環境が必要です。ビクトリー学院では英検の5級以上の合格を目指しながら、このような言語習得の環境を提供しています。


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2025/1/6 (月)

高校生が学校推薦で大学に入るための戦略とは

大学推薦入学を目指す高校生には、いくつかの重要な戦略があります。これらの戦略を取り入れることで、推薦を受けるチャンスを高めることができます。以下にいくつかのポイントを挙げます。

1.学業成績の向上
学校の成績は推薦の重要な要素です。授業での成績を常にトップクラスに保つよう努力しましょう。特に推薦を希望する分野の科目に力を入れることが重要です。

2.積極的な活動参加
クラブ活動やボランティア、委員会など、学校内外での積極的な活動は評価されます。リーダーシップを発揮し、他の生徒と協力してプロジェクトを成功させることが大切です。

3.教師との良好な関係
推薦状を書く教師や指導者と良好な関係を築くことが重要です。定期的に進捗報告を行い、相談やフィードバックを求めることも有益です。

4.目標と志望理由の明確化
なぜその大学に入りたいのか、どのような目標を持っているのかを明確にすることが必要です。志望理由書や面接で具体的に説明できるよう準備しておきましょう。

5.推薦枠の情報収集
希望する大学の推薦枠や要件について詳しく調べることが大切です。学校の進路指導室や大学の入試情報を確認し、最新の情報を把握しておきましょう。

これらの戦略を実践することで、推薦入学の可能性を高めることができます。
ビクトリー学院は、学校推薦型の入試にも対応しております。


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2025/1/5 (日)

中学生の成績アップに必要な条件について

中学生が成績を向上させるためには、いくつかの重要な条件があります。以下に述べるポイントを実践することで、学業の成果を効果的に向上させることができます。

1. 目標設定と計画
まず、具体的な目標を設定することが重要です。目標は、具体的で測定可能、達成可能で現実的なもの、そして期限が設定されているべきです。この目標に基づいて、日々の学習計画を立てることが成功への第一歩です。計画は無理のない範囲で、休憩時間も含めてバランスよく組み立てましょう。

2. 学習習慣の確立
毎日一定の時間を学習に充てる習慣を身につけることは、成績アップに欠かせません。継続的な学習習慣を持つことで、知識の定着が図れます。また、同じ時間帯に学習することで、集中力も高まります。

3. 効率的な学習法
効率的な学習法を取り入れることで、短時間で多くの情報を理解することができます。例えば、過去のテスト問題を解いて重要なポイントを確認することが有効です。さらに、授業内容の復習や予習を怠らないことも大切です。

4. 自己管理と自己評価
学習において自己管理能力を向上させることは非常に重要です。学習の進捗を自己評価し、計画通りに進んでいるかを確認しましょう。また、目標に到達できなかった場合は、原因を分析し、次回の改善策を考えることが大切です。

5. サポートの活用
学校や家庭で利用できるサポートを最大限に活用することも、成績向上に寄与します。教師や家族に質問や相談をすることで、理解を深めることができます。

6. 健康管理
健康な身体と心がなければ、学業に集中することは難しいです。バランスの良い食事、十分な睡眠、適度な運動を心がけましょう。これにより、学習効率が向上し、集中力を維持することができます。

7. モチベーション維持
学習のモチベーションを維持することも、成績向上には欠かせません。小さな成功体験を積み重ねることで、自信を持ち、学習への意欲を高めることができます。また、自分の興味や関心を学習に取り入れることで、楽しく学ぶことができ、モチベーションが維持されます。

以上のポイントを実践することで、中学生が成績を向上させるための基盤を築くことができます。学業に対する前向きな姿勢と適切な学習法を組み合わせることで、効果的に成果を上げることができるでしょう。

ビクトリー学院では、5教科トータルにサポートいたしております。
詳しくはお問い合わせください。


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